本院における筋膜リリースとトリガーポイント注射の違いについて

本クリニックでは筋膜リリース(ハイドロリリース)を保険診療で行っていますが厳密な意味での生食のみを使用した筋膜リリースを保険診療で行うことは出来ません。

正確には保険診療で筋膜リリースを行っているクリックは少量の局所麻酔薬を生食に入れることでトリガーポイント注射という手技代700円(3割負担であれば自己負担は210円)を請求しています。

保険診療では局所麻酔薬を含まない生食のみではトリガーポイント注射という保険点数を請求することが出来ないからです。

一方、以前よりあるトリガーポイント注射というのは東洋医学のツボ(経穴)に近い考え方に近いものです。

卒後20年未満の整形外科医の中にはトリガーポイント注射にアンチの考えを持つ医者も少なくありませんが、本来は筋膜リリースとトリガーポイント注射では優劣があるものではなく患者の症状などに合わせて使い分ける手技と考えます。

トリガーポイント注射に使う薬剤にはノイロトロピン注射やネオビタカイン注射などがあり症状、部位、何か所に打つのかなどにより使い分けるものです。

本クリニックでは筋膜リリースを希望で受診した患者さんに診察上ではトリガーポイント注射が望ましいと判断した場合は病態を説明した上でトリガーポイント注射を施行します。

同様にトリガーポイント注射を希望の患者でも筋膜リリースの方が望ましいと判断すれば筋膜リリースを施行します。

本クリニックでは筋膜リリース、トリガーポイント注射のどちらを施行する場合でもエコーを施行して状態を確認します。それは筋膜リリース、トリガーポイント注射もある程度の継続的な治療が必要であり今後の治療方針の決定に必要だからです。

本クリニックでは施設の関係(点滴室などがない為)で仙骨裂孔ブロック、硬膜外ブロック、星状神経節ブロックは施行しておりませんのでご了承ください。