保険適用で作製できる治療用インソール(足底板)とは?対象となる症状や流れを整形外科医が解説

医学

「歩くと足の裏が痛い」
「外反母趾や扁平足で歩きにくい」
「膝や腰まで痛くなってきた」

このようなお悩みをお持ちの方に対して、整形外科では**治療用インソール(足底板)**を処方することがあります。

治療用インソールは、靴の中に入れることで足の負担を軽減し、歩き方を改善する医療用の装具です。

症状によっては健康保険が適用されるため、自己負担を抑えて作製することができます。

今回は、治療用インソールについて分かりやすくご紹介します。


治療用インソール(足底板)とは?

治療用インソール(足底板)は、一人ひとりの足の形や症状に合わせて作製する医療用の中敷きです。

市販のインソールとは異なり、

  • 足裏にかかる圧力を分散する
  • 足のアーチを支える
  • 歩行時のバランスを整える
  • 関節への負担を軽減する

といった目的で作製されます。

足だけでなく、膝・股関節・腰への負担軽減につながることもあります。


このような症状の方におすすめです

治療用インソールは、以下のような症状で効果が期待できます。

  • 足底腱膜炎(足底筋膜炎)
  • 外反母趾
  • 扁平足
  • 開張足
  • モートン病
  • 中足骨痛
  • 有痛性胼胝(たこ・魚の目)
  • 変形性足関節症
  • 変形性膝関節症
  • 足部の変形
  • スポーツ障害
  • 糖尿病などによる足部トラブル(一部適応)

症状や歩き方によって適応が異なるため、診察で詳しく評価します。


保険は適用されるの?

はい。

医師が必要と判断した場合には、治療用装具(足底板)として健康保険の対象になります。

一度費用をお支払いいただき、その後、加入している健康保険へ療養費を申請することで、自己負担割合に応じた金額が払い戻される仕組みです。

※保険制度や自己負担額は加入している健康保険によって異なる場合があります。


インソールはどのように作るの?

一般的には次のような流れになります。

① 診察

まずは足の痛みや歩き方を確認します。

必要に応じて超音波(エコー)検査を行い、痛みの原因を調べます。


② 足の状態を評価

  • 足の形
  • アーチの高さ
  • 歩き方
  • 左右のバランス
  • 靴の減り方

などを総合的に評価します。


③ 採型・作製

義肢装具士が足の形を採型し、一人ひとりに合わせたオーダーメイドのインソールを作製します。


④ 完成・調整

完成後は実際に歩いていただき、必要に応じて微調整を行います。


市販のインソールとの違いは?

市販品は多くの方に合うように作られています。

一方、治療用インソールは、

  • 足の形
  • 痛みの場所
  • 歩き方
  • 関節の動き

を考慮して作製されるため、より高い治療効果が期待できます。

症状が続いている方は、市販品だけで改善しないことも少なくありません。


インソールだけで治りますか?

インソールは非常に有効な治療法ですが、症状によっては、

  • ストレッチ
  • リハビリテーション
  • 筋力トレーニング
  • 薬物療法
  • 注射治療

などを組み合わせることで、より良い改善が期待できます。

当院では患者さんの状態に合わせて、最適な治療方法をご提案いたします。


当院では治療用インソール(足底板)の作製に対応しています

当院では、

  • 足の痛み
  • 足裏の痛み
  • 外反母趾
  • 扁平足
  • 足底腱膜炎
  • モートン病
  • 膝や股関節への負担が気になる方

などに対し、診察・検査を行ったうえで、必要に応じて保険適用の治療用インソール(足底板)を処方しております。

「歩くと痛い」
「市販のインソールでは改善しない」
「自分に合ったインソールを作りたい」

このようなお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。

患者さん一人ひとりの足の状態に合わせた治療をご提案いたします。

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